不動産のStepup

事例紹介

病気が原因で住宅ローンを滞ってしまったけれど、住宅を売却して賃貸化し、そのまま住み続けることができた例(T市・K様)

●phase.1 受任

K様よりご連絡をいただき、弊社事務所にてお話を承りました。
ご自宅の名義はK様とK様のお母さま。
K様のご病気の折、収入が激減したこともあり、何回か住宅ローンを滞納してしまった。その影響もあり、この度、債権者より一括請求を受けてしまったとのことでした。
後日、ご自宅にお邪魔し、不動産としての査定をさせていただくと、建物の築年数や構造、保存状況や土地の形状などからして、査定金額は残債務額に届かないであろうことをお話しさせていただきました。
また、ご希望としてはお嬢様が来年、大学を受験される受験生だそうで、その環境をできるだけ変えたくない。そして、心配もさせたくない。また、お母さまも高齢で、こちらも環境を変えさせたくないので、できればこの家に住まい続けたい、とのことでした。
そこで、対処策を考えるためにも、その場で任意売却を受任させていただきました。

 

●phase.2 検討

 K様に対処策をご提案。

① ご親族に買い取って頂き、賃貸としてそこに引き続き住み続ける
② 弊社がその家を購入し、賃貸としてそこに引き続き住み続ける

他人(投資家)に買い取って頂いて賃貸として引き続き、という案もないではないのですが、当時は時間的に余裕がないと判断。上記2つの案をご提示させていただきました。
K様としては、親族にできるだけ迷惑をかけたくないとのことで、弊社でいったん買い取りをさせていただくこととなりました。

 

●phase.3 実行・完了

債権者さんには、弊社が買い取りをするので、全額弁済を行う旨をお伝えし、手続きに入りました。
K様とは売買契約を締結し、代金の引渡と同時に返済を済ませ、物件の所有権は弊社の物に。そしてそのまま、賃貸借契約を締結させていただき、だれに公表することもなく、そのまま引き続きお住い頂いています。

 

●phase.4 その後

その後も、ずっと今に至るまでK様との関係は継続しています。もちろん、賃料の滞納は一度たりともありません。

 

●お客様(K様)の声

全額弁済はできない、でも引き続き住みたいという、一見無謀かと思える希望でしたが、かなえて頂けて本当に感謝しています。様々なことに細かくお答えしていただき、安心して手続きを進めることができました。

社団法人 全日本不動産協会 富山県本部
Topics
日々、ステップアップ!
お取り扱い物件
不動産・賃貸のアットホーム
行政書士・相続診断士 事務所 Stepup