タグ: 民法
【 「〜だけ」って、なかなか難しいですよ 】
【 それで契約は成立するのか・・・?(3) 】
3月 25, 2022Blog, Stepup, ウォーキング, ジョギング, 不動産, 共有, 民法, 相続診断士, 行政書士, 賃貸借契約, 走る行政書士さん
【 それで契約は成立するのか・・・?(3) 】
第2289日
みなさんこんばんは!
さて、一昨日の続きをはじめましょうか。
一般の「賃貸借契約」は変更行為、短期賃貸借や借地借家法の適用のないような賃貸借契約は管理行為に分類される可能性が高い、ということをお伝えしていましたね。
翻って、今回ご相談をいただいた案件を考えてみましょう。
今回はテナントの賃貸借なんでした。
与えられた情報はそれだけ。
と、いうことは、短期賃貸借契約の可能性もあるし、通常の賃貸借契約の可能性もあります。
と、すると、この賃貸借契約は「管理行為」である可能性も、「変更行為」である可能性も、両方残されています。
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【 それで契約は成立するのか・・・?(2) 】
3月 23, 2022Blog, Stepup, 不動産, 共有, 共有不動産, 民法, 相続診断士, 行政書士, 賃貸借契約
【 それで契約は成立するのか・・・?(2) 】
第2287日
みなさんこんばんは!
さて、昨日の続きです。
不動産の共有者(共有持分を持っている人)が、その不動産に対して行える行為の3類型は以下の通りだとお話をしました。
①保存(行為)
②管理(行為)
③変更・処分(行為)
このうち、①の保存行為と②の管理行為は、下記に規定されています。
(共有物の管理)
第二百五十二条 共有物の管理に関する事項は、前条の場合を除き、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。
上記の規定から、「管理行為」は、持分の過半数でその行動を「するのかしないのか」をいうのを過半数で決めましょう、ということになっていますね。
そして、「保存行為」は、共有者が「してもいいですよ」ということです。
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