不動産売買や賃貸には、各種許認可が必要なことがよくあります。 例えば、農地転用、水路農道の占用許可(法定外公共物の占用許可)、テナント看板の設置許可(届出)など。 また、「相続」というキーワードを考えた際にも、不動産の取り扱いが必要な場合があります。 弊社では、こういった場合に不動産の売却、賃貸の可否、有利、不利、そしてその際の手続きの流れ、メリット・ディメリットなどを総合的かつワンストップでお手伝いさせて頂いております。
【 なんで調査をするのか。 】
みなさんこんばんは!
今日は久々に、宅建士の登録実務講習で、1日、講師をさせていただいてきました。
その中で、受講者さんたちに一つ質問を。
『宅建業者、とくに宅建士がお客様に重要事項説明をしなければならないのはなぜでしょうか?』
【宅地建物業法第35条の規定があるから】
というふうに言われる方が結構おられるんです。
もちろん、形式的には、間違いではないんですけどね。
宅建業者が重要事項をしっかりと説明をする必要性があるから、宅地建物取引業法に重要事項説明が法定されているわけで。
だとすると、【宅地建物取引業法に規定があるから】だと、答えになりません。
では、なんでか。
『お客様の利益と、取引の安全、ひいては自分の身を守るため』
だと、僕自身は思っています。
だとすると、
『重要事項説明で説明しなければならない「重要事項」とは何か』
という質問にも
『宅地建物取引業法に記載されている事項』
と答える人は少なくなるはず。
なぜならば、重要事項説明は
『お客様の利益を守るために必要であるから法定されている』ため、その内容も『お客様の利益を守るために必要な内容である』必要があるわけです。
となれば、『重要事項説明の内容』は『宅地建物取引業法に記載されている内容』ではなくて、『お客様にとって必要なこと』を説明することが必要であることになりますよね。
そういう観点で、
『お客様がどういう情報を求めているのか』
を、トラブル防止の観点から、考えてもらえるように。
知っておいてもらえるように、お話をさせていただいたつもりです。
それを知った上で、物件に関しての調査を行うべきだと思うんですよね。
明日も一日、ご一緒させていただく受講者さんたちに、一つでも多くのことをお伝えできれば何よりです。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
講義が終わった後の帰り道。
朝はだいぶ寒かったですが、気温はだいぶ上がりまして、雪もほぼ消えてきた感じ。
それもそのはず、明日は節分ですもんね。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
●行政書士事務所StepupのHPはこちらから
https://fudousan.ne.jp/stepup/gyousei/
●不動産のStepupのHPはこちらから
https://www.fudousan.ne.jp/stepup/
https://www.youtube.com/channel/UCyNIQbUCDCru9upNQJA83jQ
先日、ラジオに出演させていただいた時の音声データや、
任意売却の事例などをYoutubeで紹介しています。 よかったら、ぜひ^^
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
~不動産売買から農地転用・許認可まで~
株式会社不動産のStepup
行政書士・相続診断士事務所Stepup
富山県富山市新庄本町一丁目5番24号
TEL:076-482-5489
E-mail:stepup@fudousan.ne.jp
HP:https://fudousan.ne.jpstepup
1785