9月 25, 2020Blog, Stepup, ペット信託, 不動産, 信託, 契約書, 家族信託, 民事信託, 相続診断士, 行政書士, 講義
【 書類の向こう側のことを想像する(書類作成) 】
みなさんこんばんは!
今日はつい先ほどまで、信託に関してのZOOM講義に参加させていただいていました。
今回の課題は、「ペット信託」に関しての信託契約書の作成。
本当に簡単にいうと、
依頼者Aさんから、「愛猫の●●ちゃんのために、信託を組んでおきたい」という依頼。
実際の課題は、もっともっともっともっと複雑で大変なご要望を含んだものでしたが。
参加者数人がチームになって、ディベートしながら契約書を作成していくわけですが。
一番最初に議論になったのが。
「愛猫の●●ちゃん」の「定義の仕方」
です。
法律的には、「愛猫の●●ちゃん」は「動産」です。
わかりやすくいうと、「モノ」扱いなんですよね。
なので、ごく法律的に、ドライに書いてしまえば
「動産(種類:猫、性別:オス、品種:スコティッシュフォールド、色:白・・・)」
などと特定していくんでしょうね。
ただ。
その●●ちゃんのために、お金をかけて信託契約まで組成しておこうというほどの方。
その方にとっては、「ペット」ではなくて「家族」です。
「愛玩動物」でもなくて「コンパニオンアニマル」な訳です。
その「家族」を「モノ」扱いされた契約書を我々が作成したら、依頼者さんはどう思われるだろうか。
法律的には、「モノ」扱いで「間違いじゃない」。
そういう、「書類」の向こう側にも、時と場合を鑑みながら、しっかり気を遣える専門家でありたいなと、思ったのです。
今日はそういうところでも、仲間たちといい議論ができてよかったですよ^^
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というわけで、19時から4時間半ほど引きこもっていた書斎。
ちょうどいい休足日になりましたが、頭使いすぎて煙が出そうです。
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