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【　こんな時だからこそ、考えますか。　】

4月 29, 2020Blog, Stepup, テイクアウト, プロダクトアウト, マーケットイン, 不動産, 相続診断士, 行政書士, 走る行政書士さん

【　こんな時だからこそ、考えますか。　】みなさんこんばんは！今日も、である同業者、異業者、お客様。みなさんとの話題は、コロナ、コロナ、コロナ。コロナの感染予防の話。アフターコロナの展望。コロナ対策に関しての政治の話。現在の状況。などなど。ひとそれぞれ、話は違えど、どこか愚痴っぽい。それは、きっと、僕も同じ。その中で、少し異質な話をしている友人がいて、ちょっと、どきっとしました。それは。友「最近、飲食店さんなんかだとテイクアウトをし始めたお店って多いじゃない。」吉「そうだね。」友「あれを見るたびにさ、その飲食店さんって、お客様の方を見れてるのかなって思うんだよね」吉「どういうこと？」友「この時期って特殊でさ。例えば、カレーをテイクアウトで買っていくお客さんがいるとするじゃん」吉「うん」友「そういうお客さんって、本当にカレーが食べたいのかな？」吉「というと？」友「カレーが食べたいだけなら、レトルトでも良いし、チェーン店のテイクアウトとか出前見たいのでも良いわけでしょ。むしろ、専門店の凝ったカレーのテイクアウトよりすごく安いし、別にまずいわけじゃないし。」吉「それは確かにそうだね。」友「じゃぁさぁ、お客様って、今、一番何を求めているのかね。スーパーからお菓子作りのためにバターが棚から消えたりする状況の中でさ。」吉「お客様は、カレーが食べたいというよりは、カレーを食べる『体験』をしたいってこと？」友「もっというとさ、時間を潰すとか、体験するってことなんじゃないかな。突き詰めて考えると、『カレーを売る』より、「カレーを作る過程も含めて売った方が、むしろお客様の要望に合うんじゃないかね」吉「ヨシケイさんみたいに、材料から売って、「作る過程」を楽しむっていう商品を作った方がいいのかね？」友「可能性だけどね」なんていう話をしていました。これを聞いたときに、ちょっとどきっとしました。友人の話が全て正しいとは思いません。テイクアウトを実施するというのは、今後の展望、あるいは今の状況がいつまで続くかということに対する希望的（悲観的）展望も含めての対応。また、カレーに限定したとしても、材料を売却するということは、少なくとも「下ごしらえ」だけは店でするということで。ならば、１００食分の下ごしらえだけするよりも、１００食分のカレーを作る方がはるかに楽なわけで。費用対効果、時間帯効果として「合わない」。でもね。ただ一点。今の視点（テイクアウトという業務の視点において）は、「私、●●屋だから、●●は作れるよ」という、プロダクトアウトの視点になってしまっていないか。その点についてはドキッとするポイントがありました。重ねて言いますが、友人の視点が全て正しいとは思いませんが、非常に大事な視点であることは違いないな、うなずかざるを得ないなとも思った次第。だって、先ほどの友人の問い、「本当にカレーが食べたいのかな」に関しては、僕なりに明確な回答があるから。それは、「カレーが食べたいのも確かだけれど、●●が作ったカレーを応援したいから。●●に頑張って欲しいから」なんです。理屈じゃない。理屈じゃないんだけど、理屈には耳を傾けるべきでしょうね。なんて、ちょっと深いようなことを呟いてみました。＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊

そう思ったのも、昨日の今日。いつも本当にお世話になっている和ONさんのテイクアウトを利用させていただいたから。美味しいものを食べたい、これは本音。だけどさ。気持ち。サーモグラフィーで測れない温度がここにあったなぁ。お金で計れない価値も。だからなんですよ。テイクアウトを、予約してまで利用するのは。「頑張ろう、お互いに。」＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊＝＊