〜中間省略②〜

みなさんこんばんは!

今日は午前中、税理士さんとの打ち合わせ。
今後の動向について、2・3の質問や、逆に僕から宿題を出したりして。
ただただ帳簿を見てもらうだけではなくて、一緒に考えて、一緒に大きくなって
いけるのが楽しいですね^^

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中間省略登記のその2。
中間省略登記ってなんでしょう??
例えば、ある土地【α】を巡る取引だと思ってください。
①今は、αという土地をAという人が持っています。
②それを、まず、Bという人が買います。
③それを今度は、Cという人がBから買うとします。
そうすると、通常は、αという土地の所有権は、
A→B→C
という風に移動しますよね。
これが普通なんです。
そうするとどうなるか。
Bさんが、αを買った時に、当然経費がかかります。
例えば、所有権の移転登記費用。
例えば、不動産取得税。
その費用って、BさんがCさんにαを売却する時に、売買代金に乗せますよね。
つまり、BさんはAさんからαを100万円で買ったとします。
そして、所有権移転登記費用に20万円、不動産取得税に10万円がかかったとします。
そうしたら、Bさんは普通、αをCさんに売却するときは、130万円以上で売りますよね。
そこで、頭のいい人は考えました。
Bさんは、Aさんからαを買いましたが、所有権をAさんに一時的に預かっておいてもらって、
CさんとBさんの取引が成立した時点でAさんから直接、Cさんに所有権を渡すっていうことは
できないかな?
そう。
A→B→C
のちょうど中間を省略して所有権を移転する。
A→(B)→C
こういうことをしようとすること。
そうすれば、Bさんにかかる諸経費を最小限になるでしょう?
これが中間省略なんです。
とりあえず、今日はここまで。
続きは、また今度。
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今日は、石川の行政書士の自主勉強会「21世紀の会」に参加させていただいてきました。
石川の誇る美人行政書士の一人、壁先生の建設業の新規許可申請の講習。
 
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21世紀の会はすごいですね。
 
自分で業務として取り組んだことのない業務でも、この会のために勉強して発表するそうです。
 
そして、間違った知識を共有してしまうことのないように、経験者がオブザーバーとして
横に付く、というスタイルだそうです。
 
これは本当にすごいです。
 
手っ取り早く知識を共有したいのであれば、経験者が講義をすれば済むことですよね。
でも、それをせずに、講義する方も受ける方もお互いに勉強する。
 
本当にすごいことだと思います。
 
今回も、勉強になりました!
 
たまたま、今回のテーマでは僕が実務経験があったのでわかりやすかったですが、
次も、きっちりついていけるように勉強して臨みます!
それが、自分のためにも、会のためにもなりますよね。
 
21世紀の会の皆さん、講師の壁先生、オブザーバーの宮川先生、そして、運営の寺越先生に
心から感謝です!
 
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〜不動産売買から農地転用・許認可まで〜
株式会社不動産のStepup
行政書士・相続診断士事務所Stepup
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