悩みは色々。解決方法も色々。

みなさんこんばんは！

今日は春らしい、暖かい穏やかな１日でしたね＾＾

こういう日が１日１日、増えていくと「春遠からじ」といったところでしょうか。

さて、その陽気の中、今日は全日本不動産協会富山支部で、不動産に関する「無料相談会」の担当を仰せつかりました。

今日は、下記のご相談をいただきました。

富山市のとあるテナントを運営する方からのご相談。

ご自分の運営されているテナントへ来訪くださるお客様が、他人の土地へ違法駐車をしてしまうことが重なってしまっていて、そこの利用者さまにご迷惑をかけてしまっている。

自分のテナントには、いろんなところに「その場所はそのテナントの駐車場ではない」旨の張り紙をし、できる限りの観察を行い、お客様がそこに違法駐車をしていることを確認するたびに、注意しに行って移動していただいているとのこと。

その上で、その土地に「ここはそのテナントの駐車場ではありません」という旨の看板を設置させて欲しいというご提案を管理会社にしているとのことですが。。。

管理会社からは、「うちはそんなことに対応しているほどたくさんの報酬をいただいているわけではないので」との返事があったとのこと。

それを言われてしまったら、悲しくて、どうしたらいいかわからず、市役所を通じて今日の相談会を紹介してもらって、足を運んでくれたんだそう。

この事案も、色々な考え方ができる事案です。

・違法駐車をされるということは、そのテナントに十分駐車スペースが確保できていないのがいけない

・駐車場に関しては、テナントの問題ではなく、違法駐車下側とされた側の問題である

・その違法駐車に対して、管理会社が対応しないのがまずい

・それは警察に言うべきではないのか

などなど。

話を聞いていると、いろんなことを思うわけですが。

問題は、数点。

・今までの話自体を、オーナーと話をしてみたり、管理会社としてみたり、バラバラの経緯をたどっていると言うこと。

・基本的に、話し合いを口頭で済ませてしまっており、「言った・言わない」の問題になりかけていること。

・テナントさん、オーナーさん、管理会社さんの三者の中に、完全な「悪者」がいないので、「誰かが一方的に責任を取れば済む話」ではなく、そして、被害者は違法駐車をされている人（その土地の利用者）であると言うこと。

お話を聞いていて、「第三者として」そして、「不動産業者として」思ったことを素直にお伝えさせていただきました。

その中で、いくつかのアドバイスを。

これからのお話の内容はきちんと記録にとる

→「違法駐車をどう解決するか」と言う問題の他に「言った・言わない」と言う感情的な話が発生するのを避けるため

改めて、「ここはテナントの駐車場ではありません」と言う内容の看板を設置させて欲しいと言う「提案」を、「オーナーと管理会社」に同時にお手紙でお送りすること

そして、その看板は「テナントの駐車場ではない」ことと同時に「月極駐車場」であると言うことを表記すること

その他にも、細々と。

大事なのは、相手の立場に立った時に、その提案に「首を縦に振りやすいかどうか」だったりとか、「それによって直接的に効果があるか」、そして「それによって誠意が伝わるか」ですよ、と言うこと。

お客様は、少しは気持ちが楽になったようで、事務所から送り出した後も、全日協会の事務員さんにも深々とお礼を述べていかれたそうです。

そのお客様の思い出は、「管理会社＝不動産業者」への不信感がかなりあったようですが、その払拭に一役買えたのであれば嬉しい限りです。

本日いらしてくださったお客様の悩みが、少しでも早く、少しでも多く、解決しますように。

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４月にも、新湊で相続のセミナー、行います＾＾

感想等、お待ちしています！

あ、もちろん、ご参加も！！

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