厳しい一言。

みなさんこんばんは!

今日は綺麗な青空でしたね!!
青空に映える雪化粧の立山を見ると、「よくぞ富山に生まれけり」ですね!
(僕、富山に生まれてませんが)
さて、今日は午前中、任意売却のお客様との打ち合わせ。

今回のお客様は、「今の家に住み続けたい」というご希望があるお客様。
幸いなことに、ご協力者がいらっしゃるので、場合によってはご希望に添えるかもしれません。
が。
今日は厳しいことをお伝えしてきました。
「大変申し訳ありませんが、僕はボランティアではありませんので、お客様のご希望をかなえるためだけのお仕事にはおつきあいはしかねます。」
ご希望を叶えたいがために、お客様が言われた一言にカチンときてしまったため。
この時点で、ご協力者さんがこの方のために支出してあげられる価格をだいぶ超えてしまっています。
それは、後のご自宅の築年数が若いのと、場所的なもの。
ご協力者さんが頑張ってくれ、住み続けられることになったとして。
その後、賃料がかかってきます。
残った債権に関しても返済額が出てきます。
その他の支払いも当然あります。
それを考えると、どうかすると今までの住宅ローンと同等またはそれ以上の支出。
今まで、住宅ローンが支払えてこなかった方が、こういう状況で助けてくれる恩人に対して恩を仇で返さないためには、かなりの覚悟と実行が必要。
そのあたりの思いと計画性が現在、全く感じられなかったから。
そして、
「任意売却でうまくいかなかったら、そのあとの競売でチャレンジしてみます」
理屈ではその通り。
ただ、「競売でうまくいくくらいなら任意売却で事前にうまくいくように」ちゃんと計画を立てています。
というよりも、「チャレンジする・できる」かどうかは、残念ながらこのお客様に選択権はありません。
そのご協力者様が「やる・やれる」かどうか。
そのあたりの、ご自身の「置かれた状況」が理解できていない。
このお客様は、「何を守りたい」のだろう。
家(環境)なのか。
お金(生活)なのか。
こんなお話をしている最中にも、小さなお子さんが隣にいて、ソファーでワンちゃんと遊びながら、名探偵コナンを見ています。
再度思います。
このお客様が守りたいのは、なんなんだろう。
「全部」は守れませんよ。
今となっては。
何かを切って、本当に守りたいものを最終的に守る。
言い方を変えると、
「何か」を守るためには、「何と何を切りますか?」
もう、そんなフェーズです。
僕の今日の声は届いただろうか。
取り急ぎ、ご協力者様に、今日お話ししてきた内容を報告し、
「ご本人と一度しっかりと話し合って、この先の任意売却を続けるのかどうか、結論を出してください」
とお伝えしました。
さぁ、どうなりますか。
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