今日もお客様の笑顔を見られました＾＾

みなさんこんばんは！

午後、石川県は鹿島郡中能登町に行ってきました。
中能登町はこれまでも何回かご縁のあるところ。
そんな場所からのお問い合わせがあり、お話を伺いにお邪魔できるのはありがたいことです＾＾

事前に電話でもある程度のお話を伺っていましたが、
確認すると、こんな感じ。
・現在居住している土地建物（父所有）が差し押さえられ、競売決定されている
・債権者と交渉をしたところ、今日（６月３０日）までに弁済をすれば競売の取り下げに応じてくれる
・父は差押さえ債権者以外にも一社、借り入れがあり、それも滞納してしまっている
・差押さえ債権者への弁済資金は親戚から借り入れられることになっており、ただそれが今日には間に合わない
・依頼者（息子さん）は現在の住居のリフォーム等を行う際に借り入れを行なっており、１０００万円程度の借り入れが残っている
と、本当に簡単にいうとこんな感じでした。
今日までに振り込みをしないと、債権者が競売の取り下げの応じてくれないということで、どうすればいいかわからず、色々辿って僕のところに行き着いたということ。
お話を聞くに、差押さえ債権者にほぼ全額弁済できるほどの資金はほぼ目当てがついています。
と、なれば、
「今日再度お電話して、具体的な日時と金額を提示して、改めて交渉しましょう。」
「〜〜〜というような話し方をしたら、きっと債権者は聞いてくれると思います。今までの経緯を伺っていると、債権者はあなた方にプレッシャーをかけて間違いなく返済を迫っているだけのように思います」
ということで、僕もそこに立ち合わせていただいて、お父さんと息子さん、お母さんと僕が揃っている場で、債権者に電話をかけていただきました。
その交渉の結果。
期限は少し伸ばしていただき、返済をすることで競売の取り下げに応じていただけることになりました。
もちろん、入金の確認後、「競売を取り下げる」ことと、「完済証明書」を送付してもらうことを確認。
返済をする口座や時間、名義などもその場で確認をし、あとは間違いなく振り込みだけすれば競売は回避。
次の心配事で、今の差押さえ債権者以外にも借入があり、それも滞納してしまっているとのこと。
しかもかなり長期。
色々伺っていると、
「それ、時効になっていませんか？」
一般的な法律のお話をさせていただき、ご自身の状況と当てはめて考えてみていただく。
ということで、その要件等を最寄りの弁護士さんや司法書士さんにご相談をいただくことにしました。
こればかりは、弁護士でも司法書士でもありませんので、僕が判断するわけにはいかないのです。
できることならば、この中能登町出身の腕利き司法書士さんが金沢にいらっしゃいますので、そこをご紹介したかったのですが、
「今すぐに行けるところ」
ということだったので、さすがに断念。
ただ、今日行けなかった場合は、来週早々に僕がお連れします、とお話。
そして、時効が難しそうならば、弊社で物件を買い取って賃貸に転換する、いわゆる「リースバック」の手法も可能性はあります、とお話し、そのさいの費用やメリットデメリットをご説明。
さらに、そのほかに「残っているもの」がないかどうか、信用情報を調査してもらうようにアドバイス。
ご相談をいただいた時期がかなり遅かったので、「任意売却」という手法や「親族間売買」などの方法はなかなか難しいということはご理解いただけましたが、そのほかの道がいくつかあることがわかり、また、実際に競売が回避できそうなことが目の前でわかったわけで、喜んでいただけました＾＾
もちろん、一番のご苦労をされたのはご親戚とお話をしてお金を工面されたご本人さんたち。
昨日までは心配で大変だったらしく、毎日のようにお電話させていただいていましたが、今日は安心したお顔が見れて、僕も良かったです。
うまくいったということは、僕にとっては大きな商いには繋がらなそうだということなのですが＾＾；
お客様の笑顔が見れたならば、次のなにがしかの機会に繋がると思って、今日も笑顔。
天網恢恢疎にして漏らさず
ですよね。


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今日の写真は、お昼にご相伴にあずからせてもらった、お寿司ランチ。




奥さん方のおばあちゃんのランチに同席させていただきました＾＾




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