不動産売買や賃貸には、各種許認可が必要なことがよくあります。 例えば、農地転用、水路農道の占用許可(法定外公共物の占用許可)、テナント看板の設置許可(届出)など。 また、「相続」というキーワードを考えた際にも、不動産の取り扱いが必要な場合があります。 弊社では、こういった場合に不動産の売却、賃貸の可否、有利、不利、そしてその際の手続きの流れ、メリット・ディメリットなどを総合的かつワンストップでお手伝いさせて頂いております。
みなさんこんばんは!
今日は急転直下、事態が動いた案件が。
先日、お邪魔してきた石川県は小松市の案件。
先日は、任意売却での購入者が決まり、今後の対応を考えていたところ。
さぁ、どうしようと頭を悩ませていたのですが。
今日、電話で買主様と協議をしていたところ、買主様から妙案が。
とある賃貸物件で、生活保護受給を「停止条件」とするなら、連帯保証人はいらないと言う物件が小松市にあるよ、とのこと。
そして、そのためであれば、仮契約を締結することができるとのこと。
と、言うことは、生活保護を申請する際に、住所を記入できる。
買主様からご提供をいただく資金で、とりあえずの引越しに関するイニシャルコストを支払うことができます。
そして、任意売却に向けて引渡しもしっかりすることができます。
職探しにも、影響は出ないでしょう。
今日は、そのご提案とその物件に関してに資料をいただいた時点で、いても立ってもいられず、小松の売主様に連絡をし、「これからいきます!」とお伝えし、無理やりお時間をいただきました。
その後、一件だけ弁護士さんとの打ち合わせを終わらせ、金沢でその賃貸物件に関しての鍵をお預かりし、一路、小松へ。
この小松に関しては、筋道は色々考えてあるんです。
任意売却が成立する目処が立てば、すぐに生活保護を申請、それと同時に公的住宅の申請。
引越し次第、任意売却完了。
これが一番のルートだと思い、そのバックアップ策を2つほど。
しかし、今回の案件がうまくいくならば、ルートはかなり楽になります。
と言うことで、いても立ってもいられず、小松へ、と言う感じ。
現地で、売主様と合流し、現地を確認したら、意外な一言が。
「吉村さん、このアパート、20歳から25歳までの5年間、住んでいたことがあるんです。懐かしいなぁ。」
とのこと。
本当に意外で、どんな縁かと思いましたが、
「それは奇妙な縁ですね。でも、その頃に戻ったと思って頑張ってみるって、良いんじゃないですか?」
お客様も、それにはご納得いただけたようです。
生活保護の申請をすること自体には、御納得をいただけました。
うまくいくかどうかはまだまだこれから。
成功率は、実はそんなに高くはありません。
でも、せっかくご縁があって、僕に助けを求めてこられたお客様。
できる限りの事をして差し上げたいと思います。
とりあえず、次に入居する予定地が決まったことで、僕の気持ちも、売主様の気持ちも一歩前進。
急遽ではありましたが、小松へ走って本当に良かった。
ご紹介したのが売主様の思い出の地だったことも、急遽ではあれど、アポイントが取れたこともご縁であったとしか思えません。
さぁ、「思い」や「構想」だけではなくて、光が見えてきました。
こうなったら、うまくいく構想しか出てきません!!
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そんな嬉しい日だったから、だと言う訳ではありませんが。
今日の晩酌はこんな感じ。
やっぱり、鯖がうまい。
それを食べた後の口の中の脂を洗い流す日本酒がさらに美味い。