そのままにして置いていい?? ②

みなさんこんばんは!

今日は、先日の「そのままにして置いていい?」続きを少し、解説していきたいと思います。
●先日のブログはこちら→「そのままにして置いていい?」
「敷地の真ん中に国有地が入っている」というのは、こういう状態です。

IMG_0853.jpg
図の中の1と2があなたの土地です。
現地には川なんて流れていなくて、普通の土地。
間に水路が入っているなんて、建築屋さんに言われるまで誰も知らなかった・・・なんてことも、実は結構あります。
この、図の中で「水」と書いてある部分が、「国有地」です。
「水」というのは、用水路や排水路であることを示します。
つまり、むかしむかし、ここには水が流れていたということ。
それがいつの間にか、水路がなくなって、使われなくなったことから、1と2に同化してしまったのでしょう。
でもね。
もし、あなたの土地が、「いつの間にか」「知らないうちに」誰かのものになってしまっていたら、怒りますよね。
それは国も一緒。
同化してしまったからといって、認められるものではないんです。
(「時効取得」なんて言い出す方もいらっしゃるかもしれませんが、それも、裁判などの手続きが必要ですからね。)
じゃ、他人(国)の土地の上に、建物を建てることができるでしょうか。
IMG_0854.jpg
こんな感じ。
ダメですよね。
無理矢理、建物を建ててしまおうとしても、建築確認申請等に支障が出ます。
じゃ、どうしましょうか。
そうですよね。
買い取っちゃえばいいんです。
「払い下げ」と言います。
この「水」の場所に、実際に水が流れていなくて、水路としての機能を果たしていない(機能廃止)場合、然るべき手続きを踏めば、「払い下げ」に応じてくれます。
測量が必要だったり、境界を確定しなければいけないので、周囲の皆さんの立会いが必要だったりしますが。
まぁ、そういう面倒な手続きが必要な場合は、どうぞ、呼んでくださいね!!
今日はここまで。
まだまだ続きます^^

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