安心して取引を行うために。

みなさんこんばんは！

今日は石川県は野々市町の案件で。
相続財産管理人さんの事務所での打ち合わせ。
来週の引渡し日についての詳細な事項まで、コンセンサスをとっておきます。
というのも、今回は、「代金の支払い」と「所有権の引渡し」を別々に行います。
つまり、

「お金を先に払う」
その次に
「所有権の引き渡し手続きを行う」
という感じになります。
不動産の売買は、通常、「同時履行」が原則。
繰り返すようですが、「お金を支払う」のと「所有権の引き渡し」は同時。
加えていうならば、その場で「抵当権等の抹消」も同時に行う場合が多いです。
不動産の売買というのは扱う金額が大きいですから、
お金を支払ったはいいけど、不動産を渡してもらえない、なんていう事態になったらシャレになりません。
その逆もまた然り。
意図するとしないとに関わらず、そんなことがあってはならないし、そんなことがないように、そういう要素を極力排除するのが不動産屋の仕事。
ただ今回は、抵当権の解除に関しての債権者様の都合や、買主・売主および担当司法書士の都合があり、「代金決済」と「所有権移転決済」、「抵当権抹消手続」を別々に行うことになりました。
と、なると、抜けがあってはいけないと言うことで。
とはいえ、今回は買主側には担当司法書士さんが。
そして、売主は相続財産管理人さんが司法書士さん。
相互にやり取りを密にして置いていただき、安心な状態。
今日の打ち合わせで、さらに細かいところまで打ち合わせができました。
売買する現地では、買主様との打ち合わせ。
土地境界の説明や、現地の状況の説明などなど。
こちらも、重要な作業。
今回の取引は特に、「現状有姿を最優先とした取引」ですので、買主様には「現状」をよくよく理解いただいておく必要があります。
こういった段取りを経て、来週の取引が安心して行えるようになるんですよ。
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IMG_0878.jpg
庭で咲いているスイセン。
一昨年あたりに、余った鉢に球根を植えて置いたものが、今年、綺麗に花を咲かせました＾＾

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〜不動産売買から農地転用・許認可まで〜
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