うーん、どうなるんでしょ。

みなさんこんばんは!!

本日は、東京から「相続してしまった不動産」の処分のご相談にお客様がいらしてくださいました。
「時間がかかっても仕方がないので、どういう方法がいいか、教えてください」
というような内容。
田んぼが5,000平米ほど。
古い家付きの700平米ほどの土地。

なかなかに大変な匂いがプンプンします。
まずは、場所の確認と、手続きの確認。
周囲の調査などから入って、弊社の見解をお伝えさせていただくことに。
少し、時間がかかること、価格に関しては正直、あまり期待できないことをお伝えし、あとは調査の後でご連絡させていただくことをお約束しました。
不動産の相続の問題はなかなか大変だ。。。
なんて思っていたら。
夕方にご相談を承った案件。
相談者様は直接の相続人などではないのですが。
話を聞くと、、、
当事者は、被相続人の奥様とその養子(すでに死亡)のお子さん。
問題は。
今、被相続人の奥様が住んでいる不動産。
実は、被相続人さんが立ち上げた「宗教法人」の名義。
もっと詳細にいうと、お住いの部分は「未登記」なんだそうで。
そしてさらにいうと、その宗教法人の代表がその養子の息子さん。
奥様とその養子のお子さんは犬猿の仲なんだそうで。
奥様としては、相続の手続き後、今のお住いから追い出されるんじゃないかと心配している。
会えばひどい喧嘩ばかりしている関係者一同。
うーん、これは弁護士さん案件だ。
僕にできることは、ほぼなし。
目指すところはわかるし、ご相談者さんもわかっている。
そこへ行き着く方法論が頓挫している。
養子のお子さん側は、もうすでに弁護士に依頼している状況。
なおさら、僕の出番はなさそうです。
返す返すも、こうなる前に、何かできることはなかったのだろうか。
利用しない不動産を相続すること。
問題のある人間関係が残ってしまうこと。
もうこれは、不幸以外の何物でもない。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
今朝の新聞より。
IMG_1034.jpg
不要な土地を相続することを防げるのかな。
でも、大丈夫なのかなぁ。
その土地、誰が引き受けるのでしょう。
国や地方自治体が想定されると書いてありますが。
そうそううまくいくとは思えないんですよね。
「こういうことじゃない」感が。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

〜不動産売買から農地転用・許認可まで〜
株式会社不動産のStepup
行政書士・相続診断士事務所Stepup
TEL:076-482-5489
E-mail:stepup@fudousan.ne.jp
HP:https://fudousan.ne.jpstepup/

Scroll Up