【死後事務委任契約って？　①】

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富山の不動産屋・行政書士の吉村です。
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【死後事務委任契約って？　①】

昨日、ご依頼があった「死後事務委任契約」ですが、耳馴染みがない方も多いかと思うので、少し、これの解説をしておこうかと思います。
さて。
「死後事務委任契約」ですが、読んで字の如く、

①「死後」　

の　

②「事務」　

を　

③「委任」　

する　

④「契約」　

です。
一つ一つ触れていきましょうか。

①「死後」のことである。

よく言われるのが、

「任意後見」や「法定後見」ではダメなんですか？

です。そうですよね。どちらも、依頼者のお世話をしてあげると言うものであることは同じですし、こう思ってしまうのも自然なことです。ですが。
「任意後見・法定後見」の後見と言うのは、被後見人（お世話を受ける人）さんが認知になってしまってから亡くなるまでが任務。被後見人さんが亡くなってしまったら、後のことは相続人さんや遺言執行人さん、死後事務受任者さんに引き継ぎをして、仕事完了になってしまうんですね。

②「事務」とは？？

人が亡くなると、たくさん、しなければならないことがありますよね。
・死亡届の提出・火葬、埋葬・年金の手続き・保険の手続き・通夜、葬儀の手配・クレジットカードの解約・電話、インターネット等の解約・部屋の解約、荷物の回収（賃貸住宅にお住いの時）などなど、枚挙に暇がありませんが、こう言う

「細かくて面倒、大変だけれど、必要なこと」

こういったことをここでは「事務」と言っているわけです。
今日はもうだうぶ長くなったので、こんなところにしましょうか。続きはまた明日。
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