【　こんなこともある。。。（不動産業務）　】

みなさんこんばんは！

先日までお手伝いをさせていただいていた不動産売買に関する案件。

単純に土地の売買なのですが。

十数年前に主たる建物は解体されていて、車庫が倉庫がわりに残っていました。

オーナーさんは去年、車庫が建っている部分を分筆。

ということで、主たる建物が建っていた部分が更地として残っていたわけです。

これを、僕のお客様が購入したいということになり、お手伝いをさせていただいたのですが、、、

オーナーさんは、数十年前に相続でその土地を受領し、今に至る。

解体に関しても、友人を介してちゃんとした業者さんにやってもらったから問題はないとおっしゃっておられます。

土地の登記事項証明書（登記簿）を見ても相続登記はきちんとされているし、物理的に現地を見ても、特段何も問題はありません。

とはいえ。

以前建物が建っていたことがあるということで、建物の登記事項証明書を請求してみると。

出てくる！！

建物の解体をした時期は今となっては明確には分からなくなってしまっていますが、解体をした際に滅失登記が放置されてしまい。

そして、建物がないものだから、相続発生時に司法書士さんも見逃した（・・・というか、発見したらその時点で滅失登記を土地家屋調査士さんに依頼していると思いますが）。

やはり、気をつけておかないといけないですね。

というわけで、急遽、土地家屋調査士さんともタッグを組み、滅失登記を依頼。

この問題の嫌なところは、、、

実際には建物が壊れていて、しかも固定資産税も付加されていないのに、【登記だけ残っている】という事態をお客様が理解しにくいこと。

・なんでそんなことになっているのか

・なんでそれに自分がお金をかけなければいけないのか

・それは自分が悪いのか？

「解体作業」という現実と、固定資産税及び都市計画税の賦課の問題、不動産登記の問題は、次元の違う問題なんですが、「誰も教えてくれない」問題。

分かり難さこの上ないです。

この記事を書きながら、もう一箇所、調査しておかなければいけないと思う、心当たりがある案件があることを思い出しました。

週明けすぐに、登記事項のチェックをしておこうと思います！！

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