不動産売買や賃貸には、各種許認可が必要なことがよくあります。 例えば、農地転用、水路農道の占用許可(法定外公共物の占用許可)、テナント看板の設置許可(届出)など。 また、「相続」というキーワードを考えた際にも、不動産の取り扱いが必要な場合があります。 弊社では、こういった場合に不動産の売却、賃貸の可否、有利、不利、そしてその際の手続きの流れ、メリット・ディメリットなどを総合的かつワンストップでお手伝いさせて頂いております。
【 想いをつなぐお手伝いが、できたかな? 】
第1975日目
みなさんこんばんは!
少し前の話になりますが、とあるお宅にお邪魔していた時のこと。
このお宅、お引っ越しが終わって、売却をご依頼いただいているのですが。
そこにあったのが、ピアノ。
聞けば、奥様が小さい頃から使っていたようで、本当に綺麗に保存されていました。
埃一つついていなくて。
お子さんが大きくなってからはほぼ、弾くことは無くなったということでしたが、それでも大事にしておられたのは素人の僕がみても一目瞭然。
このあと、どうされるのかとお伺いしました。
お引っ越し先にはピアノを入れるスペースは無い。
奥様やご主人のご実家などにも、持っていくつもりはなさそう。
と、なれば、
「ピアノ売って、ちょ〜〜だい」
っていう、亡き財津一郎の声が頭の中で響きます。
しかし。。。
あれだけ大切にしてきて、かなりの年月を一緒に過ごしてきたピアノを数万円(年代等を考えると、高くても買取額はそんなものだろうと。)程度で引き取られていくのはなんだか、想像するに余りあります。
ということで、差し出がましいこととは思いながら、ご提案。
「もし、僕の奥さんの生徒さんで、欲しいって言ってくださる方がいらっしゃったら、譲られるっていうのはいかがですか?」
僕の奥さんはご存知の方もいらっしゃいますが、ピアノの先生。
子供たちに教えています。
もし、その子供達の中で楽器を持っておらず、これからのために親御さんも含めて、欲しいと思っていらっしゃる方がいらっしゃれば。
その子や親御さんのお力にもなれるし、何より、奥様の気持ちとして「処分した」というより、「譲渡して、次の子があのピアノで頑張ってくれている」という気持ちに慣れていいのではないかな、と。
そして今日。
業者さんと奥様と一緒に、ピアノの搬出を見守ることに。
先日、そのピアノをぜひ、と仰ってくれる生徒さんがいらっしゃって。
その子のご自宅の事情としても受け入れる状況がちゃんとあって。
親御さんも喜んでいただけて。
奥様も、それで「吹っ切れた」ようです。
今日は、奥様の横顔も、どこか寂しげでしたが。
僕は、その生徒さんから1通のお手紙を預かっていました。
もちろん内容は存じ上げませんが。
それを奥様が見た途端、すぐにお返事をその場で書いてくださいました。
僕は、ピアノと一緒にそのお手紙を生徒さんに。
ピアノが生徒さんのご自宅に届いたあと、嬉しそうにピアノの前に座る生徒さんの後ろ姿の写真が。
頑張って、上手になって欲しいなぁ♪
そんなこんなで、少しは「想い」をつなぐお手伝いができたでしょうか^^
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