不動産売買や賃貸には、各種許認可が必要なことがよくあります。 例えば、農地転用、水路農道の占用許可(法定外公共物の占用許可)、テナント看板の設置許可(届出)など。 また、「相続」というキーワードを考えた際にも、不動産の取り扱いが必要な場合があります。 弊社では、こういった場合に不動産の売却、賃貸の可否、有利、不利、そしてその際の手続きの流れ、メリット・ディメリットなどを総合的かつワンストップでお手伝いさせて頂いております。
【 それは、お客様には関係ない事情なんですよね。 】
第2511日
みなさんこんばんは!
今日は、任意売却の案件で、とある不動産の現地確認・内見にお邪魔してきました。
任意売却ということで、今回は自己破産に関する案件。
ということで、売主様としては、売却さえできてしまえば案件として成立するという状況。
(自己破産申請はされているので、売却金額がいくらであっても、債権者さんさえ同意してくれればそれでOKになるんです)
そういう状況の中で、別の綱引きがあります。
それは、不動産業者の介在。
どの業者が取り扱うか。
どの業者が紹介した買主様が購入するか。
どの業者がその売買に介在するか。
この辺りが売買の現実として存在することが少なくありません。
もちろん、不動産業者さんも商売ですし、これは責められないし、むしろ必然なわけです。
また、自己破産関係の案件を取り扱う弁護士さんも、少しでも高く、早く、できるだけ楽に処分することが必要なわけですから、この競争はむしろ必要。
というわけで、大変申し訳ないながら、売主様には何度か、物件のご案内にお付き合いをいただくことになります。
いや、これはこれで必要なことだし、なんら悪いことをしているわけではないのですが。
そこで不動産屋同士で
「こっちは早く手をつけた案件である」
「こっちのお客様の方が高い金額で買う予定がある」
「こっちのお客様の方が条件としてはいいはずだ」
「こっちのお客様の方が購入するべき事情があるんだ」
など、話がされる場合がやはりあります。
不動産業者も人ですから、いろいろな思いのもとで仕事をしています。
・力になりたい
・売り上げを上げたい
・実績を積みたい
いろいろな事情があるわけです。
もちろん、買主様の代理であるということも大きいですね。
ただ、任意売却案件(自己破産案件)であれば、原則として、
「売却した挙句、どれだけ返済ができるのか」
が一番大きな、むしろ唯一の事情となります。
原則(ルール)がそうである以上、そのように動けば楽なのですが、まぁそこは、全てが全て、そうなるわけでもないわけですね。
話の通し方や声の大きさ、看板の大きさ、過去の実績など、いろいろな要因でいろいろと変わってくることがもちろんありまして。
一定の場合、「もつれる」ことがあるわけです。
この場合、売主様には関連のない事情で事態が長引くこともあるわけで。
長引くとどうなるか。
売主様はその期間、返済ができていないことになりますから、
遅延損害金などという金額が右肩上がりに増えていくことになり。
結果的に売買代金も増えていくことも考えられます。
と、いうことで、買主様・売主様共にあまりいい影響を受けないわけですね。
売主さんや買主さんお事情や要望で長引くなら仕方ないのですが、そうでない場合に長引くのは、お客様のためにならないなぁ。。。と。
じゃ、どうする、と言われても解決策はなかなか難しいです^^;
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

今日は素敵な友人とゆっくりと二人酒。
日本酒好きが高じて、一つのお店にどかっと腰を据えてゆっくりといろんなお話を。
また、旅の話や考え方の話なども。
趣味が合い、信頼できる方だと、楽しく、興味深い、そんなお話をすることができました^^
またこんど、機会があればぜひぜひご一緒させていただきたいな、なんて、やはり心から思える方でした^^
みなさんは、数時間、どっかりと腰を据えて一緒に飲めるとしたら、どなたと飲みたいですか??
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
●行政書士事務所StepupのHPはこちらから

●不動産のStepupのHPはこちら

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

先日、ラジオに出演させていただいた時の音声データや、
任意売却の事例などをYoutubeで紹介しています。 よかったら、ぜひ^^
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

~不動産売買から農地転用・許認可まで~
株式会社不動産のStepup
行政書士・相続診断士事務所Stepup
TEL:076-482-5489
E-mail:stepup@fudousan.ne.jp
HP:http://fudousan.ne.jp/stepup